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【蔵からのおしらせ】  今日はポカポカ陽気♪久しぶりにロッキーと ゆっくりお散歩しました。  ('16.03.17)   

心があったかくなるニュース! [ごあいさつ&真面目な話]

昨日の県内版ニュースで、ちょっと素敵なお話があったので ご紹介しますね?

【一人の機長の想い】

今から43年前ANAの機長だった浅田さんという方が、宮城県の西多賀養護学校(当時は、違う名前でした)の子供達を招待して フライトした事があったのだそうです。しかし、残念なことに浅田機長は癌の為 40代の若さで亡くなられてしまいました。

けれども今回、その浅田機長のメモリアルフライトという事で 西多賀養護学校の子供達が ANAの約1時間のフライトに招待されました。西多賀養護学校の子供達は、肢体不自由児の子達が多いです。中でも、筋ジストロフィーの子達が多いのです。普段は、車椅子の生活で 思うにまかせない子供たちです。でも、空の上で 子供達は自由でした。見上げることしか出来なかった空を飛んでいるのです。雲が、目の下です。山も海も町並みも・・・。キャビンアテンダントのお姉さんに飲み物をもらったり、説明を聞いたり、それはそれは楽しそうでした。園長先生が、「子供達のこんなに明るい顔を初めて見ました!」と言って、涙ぐんでおられたのが印象的でした。

実は、「筋ジストロフィー」という病気に 熊ねーは無関心ではいられません。まだ仕事をしていた頃、同じ課にいた方の息子さんが この病気になってしまったんです。最初の頃、病名がわからなくて いろんな病院を回られて・・・。ようやくたどり着いたのが、西多賀の療養所でした。闘病生活は、どれほど大変だったことでしょう?最後は、お父さんの腕の中で 息子さんは息を引き取りました。同じ課にいた方は、お母さんだったのですけど 当時はまだ詳しい病気の様子もわからなくて・・・。医療費もかかるから、仕事を辞めるワケにもいかず けれど最初通えていた学校にも通えなくなっていくし、付き添うことも多くなって 年休をどんどん使ってしまって欠勤とかになってしまって。残念ながら、いくら事情がわかっていても・・・企業だからねー・・・。総務課と、結構話しあってました。そばにいても、なんと声をかければいいのか・・・若かった熊ねーには、何もしてあげられませんでした。

今も、いろんな病気と闘っている子供達がいます。それを必死に看病しているご両親がいます。どうか、一日も早く回復されますように!また、治療法の見つからない病気に なんとか治療法が見つかりますように、心からお祈りしています。そして、日本にある沢山の企業が ほんの少し 子供達の笑顔に力を貸してくださったらな~と、切に思います。


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いちご☆

そうだね。いい話だね。
人間って 暖かいなって思えるお話。。。
この頃 嫌な話が 多いけど まだまだ 捨てたモンじゃないって
思えるね。心が 洗われました。ありがとう。
by いちご☆ (2006-04-22 21:00) 

みーはー熊

☆いちごさん
うん、ちょうど ほら中2の女の子が殺された・・・なんてニュースが流れた後だったしね。
ホントは、養護学校の子供達全員が乗れれば良かったのだけど、肺に問題があったりで全員はムリだったらしいの。でもね、ANAの規定では「歩行困難な利用者は1機につき8名まで」だったらしいんだけど、社内規定変更してくれたらしいのね。なんか、それを聞いて嬉しくなりました。日本も、捨てたもんじゃないな~って。
by みーはー熊 (2006-04-22 22:33) 

エリカ

メモリアルフライトなんてANAの方達もいいことをされますね(^-^)
それも浅田さんが生きていた頃に乗せた養護学校の子供さんたちも招待なんて(^-^)
みーはー熊さんの身近に筋ジストロフィーの方がいらっしゃったんですね。
死に至るような難病を持ってる方の話を聞くのは辛いですね。
私の従姉妹はまだ治療法の無い種類の白血病なんです。子供の頃からなのでもう20年以上になります。
完治はしないけど進行性ではありません。1ヶ月に1週間くらい血が止まらない時期を安静に過ごせば普通に暮らせます。
難病なんて無くなる世の中になればいいのに・・・といつも思います。
by エリカ (2006-04-23 06:28) 

みーはー熊

☆エリカさん
このところ、暗いニュースなんかが多いので こういうニュースは嬉しいですねー。
ホントに、こんなに科学の発達している現代でも、治療法の見つからない難病があるというのは 悲しいですね。
この前は、筋肉が骨化していくという患者さんのニュースをやっていました。
その方たちは、難病指定もまだ受けられなくて・・・病気のことをしらない医師もいるんですって。
知らない事がたくさんあります。病気の事、患者さんの苦しみ、家族の辛さ。何の力にもなれないけれど、せめて「知る事」・・・は、しなくちゃと思っています。
by みーはー熊 (2006-04-23 08:23) 

森野熊蔵

以前入っていた障害児ママサークルにも筋ジスの子のママが居たんだ。
初めは走れるくらいだったんだけど、年が進むに連れて歩けなくなっちゃって・・
小1か小2で車椅子になっちゃったの。
でね・・・ママに「どうしてみんなみたいに歩けないの?」とか「ボクも走りたい」とか盛んに言ってくるらしくてその度に辛い思いをしているってママがこぼしてました。今はサークル自体も消滅しちゃって(ノートサークルだったから・・)子熊と同じ中1になってるはずなんだけどどうしてるのかなぁ~~って思い出しました。
障害を持つ人への意識・・どんどん変わっていくといいな~~
by 森野熊蔵 (2006-04-23 08:25) 

みーはー熊

☆もりくまさん
そっちにも居たんだね?
うん、最初は よく転ぶ・・・ってことから発見されることが多いみたいだね?
で、筋力がどんどん落ちてくからね。
先輩の所は、中学になったかどうか・・・くらいだったかな、亡くなったの。
特に、男の子の発症率が高いんでしょ?それも何故なのか・・・。
うさぎの病気の時も思ったけど、まるで物珍しいモノを見るように 見る人がいるでしょ?そういう人が一番嫌だね!
元気でいる人だって、いつ病気になるか 大きな怪我とかして障害持つかもしれないんだもの。皆が、当たり前に生きていける・・・で、障害があったら ほんの少し手助けできる社会にならなきゃね?
by みーはー熊 (2006-04-23 08:53) 

マリンかもめ

招待して体験させてあげるようなボランティアや
事情のある家庭を応援してくれる体制など
もっと実施してくれる企業が出てくるといいですね。
by マリンかもめ (2006-04-25 10:42) 

みーはー熊

☆マリンかもめさん
そうだね、民間団体で あるにはあるんだけどね。企業では、なかなか・・・ね。
社会に還元できるような企業って、なかなか育たないね。
by みーはー熊 (2006-04-25 12:57) 

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