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慟哭 [ごあいさつ&真面目な話]
昨日、とても辛い訪問をしてきました。
昨日は、下の娘のねこが用事があって日帰りで帰ってきたのですが、そのねこが私の顔を見るなり「Eちゃんのこと知ってる?」って言うのです。Eちゃんは、ねこの小学校からの友だちで 中学の時には3年間ほぼ毎日一緒に登下校し、部活も一緒だったんです。高校は 別になってしまったので、だんだん疎遠になってましたが、去年の冬 大雪の降った日にたまたま駅で一緒になったというので、家まで送り届けたんです。「いや~久しぶりだね。元気?受験がんばってね。じゃ、またね。」そんな話をして別れ、この春大学に進んだはずでした。
それが…
今年2月、彼女は一番行きたかった上智大学に合格しました。だけど、その頃から疲れやすく体調不良が続いたそうです。「なんでかな?」と言う彼女に、お母さんは「上智に受かって、気が緩んだんじゃないの?」って答えたのだそうです。3月に国立大の受験を控えていたからです。なかなか回復しない体調に病院も受診したそうですが、お医者様も受験と聞いて やはり先入観を持たれてしまったようで、ナーバスになってるせいだろうと言われ詳しい検査はされなかったようです。
体調がすぐれないまま、それでも気力を振り絞るように国立大の受験をした彼女。相当具合が悪かったようです。1日東京で静養してから戻ってきたら?と言うお母さんの言葉に「でも卒業式のために予約してるから」と言って戻ってきたそうです。結局、どうにも体調が悪くて別の病院に行ったら…
彼女の病気は『劇症肝炎』だったんだそうです。しかも とても稀なことだそうですが、再生不良性貧血も発症してしまい 赤血球・白血球が減り、血小板も他の人の10分の1くらいしかなかったとのこと。その病院では治療できず、その日の内に大学病院に移り、即入院ということになってしまったそうです。
お母さんは、毎日泊まり込み ずっと看病にあたったそうです。感染症が怖いので、泊まり込みはやめてください、と言われてからは近くのウィークリーマンションを借りて、そこから病院に通ったそうです。そんなお母さんの願いが通じたのか、4月半ば小康状態になり一時は退院もできたそうですが、家で2週間過ぎた頃 また体調を崩し再入院。その2日後には意識がなくなり、自発呼吸もできず人工呼吸器でICUに運ばれたそうです。
それから5か月…10月4日、頑張って頑張って動いてた彼女の心臓は、静かに動きを止めました。
そしてね…
Eちゃんは、大事な大事な一人娘だったんです。
伺ったEちゃんの家、玄関を入ってすぐの東向きの部屋にEちゃんはいました。小さな箱に入って、たくさんのお花に囲まれ、今にも話しだしそうな遺影が切なかったです。
音楽が流れていました。Eちゃんが好きだった曲です。
私とねことEちゃんのお母さんで、いっぱい泣いてきました。
出席したかった卒業式、行きたかった大学、やりたかった写真…そして、大好きなお父さんやお母さんを残して旅立たなければなかったEちゃんの無念さ。ご両親の身を斬られるような悲しみを思うと、慰める言葉も出てきません。
Eちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
【追記】今朝がた、私の実父が亡くなりました。蔵に昔からお越しくださってる方達はご存じですが、私は今施設に入っているBさんの姪にあたり、赤ん坊の時に養女にきました。実の両親は、新潟で一番上の姉一家と暮らしていました。まぁ一緒に暮らしたこともないので、感覚としては伯父さんという感じでしょうか。とにもかくにも明日お通夜、明後日葬儀なので、バタバタと新潟に行ってきます。なので、火曜日の『蔵の中』の記事は書けそうもありませんので、来週まとめて書きますね。今週は、土曜日に人間ドックもあるし かなりドタバタしそうです。もしかしたら 今週中お休みするかもしれませんが、お許しの程を。
ご冥福の気持をこめてnice!を押させて頂きました。
by DEMIりん (2009-10-26 15:24)
姉さんのお父様と、Eさんのご冥福をお祈りします
by ミナモ (2009-10-26 16:18)
悲しいことは続きますね。
お父様とEちゃんのご冥福をお祈りいたします。
by エリカ (2009-10-26 18:16)
言葉の掛けようが無いのですが・・
生きている事と、死ぬ事って、普段は気が付かないけど、常についてまわるものですものね。私も、死ぬには幼すぎるヒヨの友達、まだまだ、死ぬには心残りだっただろう、幼い子供を残したお母さん、身近な人の死。その度に考えます。あと、何年生きるか分からないけど、せめて、生きている間、小さい幸せを実感しながら生きて行こう・・なんて・・ね((^┰^))ゞ テヘヘ
by 虹子 (2009-10-26 22:20)
体調など崩さぬように。
お悔み申し上げます。
by たいへー (2009-10-27 08:47)
悲しみに伏している人に何とか慰めと希望を
与えられるようなそんな生き方をしたいです。
あまり無理をされませんように。(T_T)
by ミラクルラミー (2009-10-27 10:36)
Eさんとお父様のご冥福をお祈りいたします。
by えめみ (2009-10-28 19:38)
儚さを感じます。。。
ご冥福をお祈りいたします。
by マリンかもめ (2009-10-29 00:34)
やすべぇは具合みたいな回復するはずだったの。
それで施設したよ♪
でも、きょう、感染しないです。
それでこくるみが武者小路 芸術と病気みたいな受験した。
それできょう、入院したかも。
それでMr.ポチャ!と受診したかったの♪
by BlogPetのやすべぇ (2009-10-29 14:28)
心より、ご冥福をお祈り致します。
by ぜろこ (2009-10-29 22:38)
☆蔵にお越しの皆さんへ
28日の夜に戻ってきました。
実父は、最初 貧血と肺炎で入院しましたが、その日ちょうど2人目のひ孫の退院の日で、その顔を見 抱っこもしたのだそうです。
そして一旦体調が戻り 退院したのですが、2週間ほどして トイレに立とうとしたら介助されないとトイレまで行けなくなってしまい、病院に行ったところ 多臓器不全とのことで24日に再入院ということになりました。
翌25日の午前中までは意識もあったのですが、午後には意識がなくなり、26日の午前3時に亡くなりました。
本当にあっという間のことでした。
生きている間は、したい放題、わがままな人でしたが、来月14日に孫が結婚するので迷惑かけちゃいけないって、最後はさっさと旅立ったのでしょうか。孫達もみんな「こんな穏やかで優しいじぃちゃんの顔見たことない」って言うくらい、穏やかな顔をしていました。
納棺の時には、シャワー・洗髪をしてもらい おしゃれだったので整髪料までつけてもらっていました。
向こうの世界には、妹2人、そして娘が待っています。きっと足取りも軽く旅立ったのではないでしょうか。
ウチのBさんにとっては兄ですが、まだその死を伝えていません。車椅子なのに行きたいって言いだしかねないからです。
来週、写真を持って話してこようと思っています。
いろいろ皆さんお気遣いいただき、本当にありがとうございました。
by みーはー熊 (2009-10-30 13:45)
おふたりのご冥福を心からお祈りします。
by haru (2009-10-30 20:11)
☆haruさん
ありがとね。
by みーはー熊 (2009-11-01 09:40)