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【蔵からのおしらせ】  今日はポカポカ陽気♪久しぶりにロッキーと ゆっくりお散歩しました。  ('16.03.17)   

「どろろ」と「墨攻」 [映画・TV・DVD]

ひさびさに映画を見てきました~♪

 

映画館で映画が見た~い!と思いつつ、なかなか時間がとれなくて・・・見たい映画を どれほど逃した事か・・・(><)                                                                          映画の予告編がTVで流れるたび、これ面白そうだよね~なんて言ってたら・・・めずらしくダーさんが「んじゃ、行くか」って。ほー!しかも 午前と午後の連チャンで!ほっほー!!ダーさんと行くということは・・・「夫婦割」が使えて、安く見られるぞ!ウシシ・・・。

という事で・・・午前は「どろろ」、午後は「墨攻」を見てきました~♪

 パンフレットより 


どろろ

戦乱が続く時代、大地の東の果ての国で 天下を我が手にと望んだ武将・醍醐景光(中井貴一)は、四十八の魔物と魔の契約を交わす。魔物達が望み、景光が差し出したのは・・・まもなく生まれる彼の子の身体だった。20年後の とある街で女だてらに男装し、盗っとで生計をたてているどろろ(柴咲コウ)は 逃げ込んだ酒場で 百鬼丸(妻夫木聡)に出会う。魔物を切り倒した直後、百鬼丸の足がはずれ・・・本物の足が生えてきた。その光景を目撃した どろろは、百鬼丸とその手の刃に強い興味を覚え、共に旅に出る。

これは、原作は ご存知「手塚治虫」です。といっても、私 絵柄くらいしか覚えてなかったんですよねー。原作読んでなかったかもしれない・・・。なので、ある意味 純粋に映画を楽しめました。妻夫木クン、綺麗~♪(笑)時代劇系もイケルじゃん!って思いました。柴咲コウさんは、原作だと子供の役ですが・・・これは映画にしたら 子供じゃ無理だろう・・・って思いましたね。何せ 早口でポンポン・・・物凄い量のセリフです。ホント大変だったろうな、って思いました。脇を固めてる俳優さん達も凄いです。百鬼丸の実の親に 中井貴一さん・原田美枝子さん。身体を与えてくれた養父に 原田芳雄さん。百鬼丸の命運を見守る琵琶法師に 中村嘉葎雄さん・・・等々。ぴったりの配役だったと思います。劇団ひとりが前半、結構セリフの多い役で頑張ってました^^                                                                                      VFXシーンは、なかなか迫力がありましたし 魔物の声の聞こえ方も後ろから・・・前から・・・と、変化があって面白かったです。 

 

墨攻

戦国時代、趙と燕の国境にある梁城は 危機に陥っていた。趙の大軍が燕に侵攻しようとしており、その道筋にある梁は最初に攻撃されるからだ。百戦錬磨の巷将軍率いる10万の兵に対し、梁は全住民わずか4千。墨家に救援部隊を頼んだが、間に合いそうもなく・・・梁王は降伏を決断し、使者を送る。だが、その矢先 粗末な身なりの墨家 革離(アンディ・ラウ)が到着し、たった1本の矢で趙軍の先遣部隊の高隊長の出鼻をくじく。1ヶ月持ちこたえれば、趙軍は撤退するはず・・・と王を説得した革離は、軍の全権を預かり 早速城を守る準備にかかる。やがて趙軍の猛攻が始まる。

これは、アンディ・ラウさん主演の映画です。ですが何より、『墨家』というものに とても興味がありました。強者のエゴに敢然と立ち向かい、弱者を守り抜こうとした集団が2000年以上も前の中国に存在した。しかも 儒家と2分するほどの勢力があったにも関わらず、始皇帝の中国統一がなされると忽然と歴史から消えてしまった。戦乱の世に「非攻」を掲げ、決して自らは攻撃を仕掛けることなく・・・けれども守るためなら戦闘のプロであったという「墨家」。すると、なんというタイミングでしょう。見に行く前夜に「ふしぎ発見」という番組で、「儒家」と「墨家」についてやっていました。これで、しっかり予習は出来ました(笑)さぁ、いざ!

いやぁ、面白かったですねー。なんて言ったら語弊があるかもしれませんが、革離の知略・行動力には 驚きっぱなしでした。また、アンディさんが渋くって素敵!!何と この映画の原作コミック・小説は 日本人が書いておられるのですね。で、本当は アンディさんがやられた革離って スキンヘッドだったんですって。ご本人は、大変このコミックに惚れこまれてて ご自分でも映画にしたかったそうで、スキンヘッドで臨むつもりだったそうです。お~、ちょっと見たかったかも~!また、敵の巷将軍。やはり とても存在感がある役者さんだったんですが、どこかで見たような・・・と思ったら 「デュエリスト」に出ておられたんですね。中で 私が「素敵~♪」と思ったのは、弓の名手 子団を演じてたウー・チーロンさん。かっちょいい~!(笑)                                                                               それにしても 中国・韓国・香港の精鋭の俳優さんを使っての映画・・・贅沢ですねー。その原作が日本人の作である事。また音楽や その他の所でも日本人の名前がエンドロールに流れたのは、嬉しい限りでした。

 

こうして、午前・午後と続けて2本映画を見たのですが・・・どちらも少しも飽きることなく、一気に見てしまいました。

やっぱり・・・映画って いいですね!

そんな有名なセリフが似合う1日でした~♪


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コトロ

こんにちは。
どちらも気になっている映画で先週どちらを見るか劇場の前で散々迷って結局「墨攻」の方を見てきました。両方とも原作をかなり昔に(「墨攻」は週刊誌に連載中にリアルタイムで読んでました)読んで好きだったので見たかったのですが、「どろろ」の方は予告編を見た限りではCGがキレイすぎて原作のおどろおどろしい感じがやや薄まって小綺麗になっているような気がして…まだ見るか迷い中です。「どろろ」は身障者がテーマになっていて非常に微妙なストーリーで漫画の後書きにもそれについての注意書きが書かれてました。映画の方はそんなバックボーンは一切無いんだろうなぁと思うとイマイチ足が向きにくい…。
「墨攻」は主人公の革離の漫画のイメージ(スキンヘッズで髭だらけで目だけがギョロギョロしているおじさん)が強すぎてアンディラウではちょっとスマートすぎるかな…と言う当たりがちょっと不満でしたがなかなか面白かったです。原作では城攻めのシーンがかなり長かったようなイメージがあったのですがそれが意外とあっさり終わっちゃったのがちょっと残念。それにしても巷将軍も子団も格好良かったです。それだけにあんな結末になってしまうと言うのが何とも残念です。
by コトロ (2007-02-07 01:22) 

いちご☆

おはようございます 水野みーはー熊さん (爆)
ラブラブで 一気に 見てきましたね。
ねーさんの解説は 本当に 分かりやすいです。
さすがです!
by いちご☆ (2007-02-07 08:12) 

アートフル ドジャー

どちらも未見の映画ですね。って言うかこの頃本当、映画館ご無沙汰です。
by アートフル ドジャー (2007-02-07 08:14) 

カイ

『どろろ』見てみたい映画のひとつです!
みにいきたいなぁ〜^^
by カイ (2007-02-07 09:21) 

Coo

 むふふ・・・
ねーさんも ウー・チーロンに釘付けでしたか?
彼の存在がまた 話を盛り上げてましたよね?
世界ふしぎ発見で墨家のことをやってたんだ。。。
ちっ!見逃してしまいました。
by Coo (2007-02-07 09:25) 

おはようございます。
映画二本立て!
すごいパワーです。それも 濃い映画を・・。

この映画のアンディはかなり渋かったですよね。^^
by (2007-02-07 11:13) 

たいへー

映画三昧でしたねぇ。
ちなみに私、「とろろ」が苦手です・・・
by たいへー (2007-02-07 12:16) 

みーはー熊

☆コトロさん
こんにちは。初めまして・・・ですよね?蔵へ ようこそ。

コトロさんは、両方 原作を読んでいらっしゃったんですね。それだと やはり自分の中でイメージが固まってしまってて、大変だったかもしれませんね。
私も ずい分昔に 大好きだった作家さん原作の映画を見て、「何じゃ~、これは・・・」という事がありました。
今回は、私は どちらも原作を読まずに 映画を見たので かえって良かったように思います。
「墨攻」・・・原作を読まれていると、アンディさんはスマートでしたか。といって、現在のアジア映画界で そんなギラギラした感じの俳優さん いらっしゃいますかね?
「どろろ」・・・あ~、昔 なんかちょっと読んだかもしれません、テーマの事。
>おどろおどろしい感じがやや薄まって小綺麗になっているような気がして・・・
確かに そうかもしれませんね。ただ、見終わった私としては トーンが暗すぎなかった事が かえって救いかな~って感じたのですが。

後程、ブログにお伺いしますね。
by みーはー熊 (2007-02-07 13:45) 

みーはー熊

☆いちご☆さん
「いらない」なんて言いながら、私のポップコーンを食べてたダーさんで・・・。ちっともラブラブな雰囲気じゃなかったけどねー!(笑)

久々の映画は、やっぱ良かったよ~♪
by みーはー熊 (2007-02-07 13:47) 

みーはー熊

☆アートフル ドジャーさん
アートさんも ご無沙汰?
私も ここんとこ全然行けなくて、欲求不満でした[ぴーっ]
なので、2本も 立て続けに見ちゃいましたよ^^
で、今日はレンタルで「ザ・センチネル」と「16ブロック」を借りてきました~♪
by みーはー熊 (2007-02-07 13:50) 

みーはー熊

☆カイさん
「どろろ」・・・妻夫木クン、綺麗でしたよ~(笑)
それに オープニングで流れる曲が どこかの民族音楽みたいで とても不思議な雰囲気を出してました。
ぜひ、機会があったら 見に行ってみてくださいね。
by みーはー熊 (2007-02-07 13:58) 

みーはー熊

☆Cooさん
なった!なった!弓の名手なのに あんな事になってしまって・・・。
でも 最後の方 彼はセリフが ほとんどないのに、雄弁に語ってたよねー。
もう、胸きゅん!よー(笑)

そうなの、ウチは ダーさんが 「ふしぎ発見」好きなんで よく見るんだけど、そしたら・・・まぁ、タイムリーだこと。「儒家」と「墨家」を比較して やってたので、すごくわかりやすかったよ。
by みーはー熊 (2007-02-07 14:02) 

みーはー熊

☆kurumiさん
今日の記事は、期せずして 同じ『墨攻』になりましたね^^

やはり このところ全然映画を見に行ってなかった事が、パワーになったと思われます。一気に2本見ちゃいました(笑)
で、どちらも私的に満足のいくものでしたから 疲れませんでしたね~。

アンディさん、渋くて素敵でした~[はぁと]
by みーはー熊 (2007-02-07 14:07) 

みーはー熊

☆たいへーさん
はい、しっかり・・・どっぷり浸かってきました~^^

あら、とろろ ダメですか?美味しいのに~(笑)
by みーはー熊 (2007-02-07 14:08) 

みーはー熊

☆nyapu25さん
ご訪問 & nice ! ありがとうございました。
by みーはー熊 (2007-02-07 14:09) 

あき

映画2本立てとは!
ハードでしたね[おんぷ](^o^)

私も見に行きたいなあ~
・・・お金がないよ~(笑)
by あき (2007-02-07 18:28) 

マリンかもめ

テレビ欄を見て私も『ふしぎ発見』を久々に見ました。
ちょうど映画の公開日だったので、ナイス・タイミングでしたしね。
なぜ墨家がいなくなったのか興味があっただけに面白かったです。
by マリンかもめ (2007-02-07 19:24) 

ラミーキッズ

私は多分この春、ドラえもんを観に連れ出される、
あっ、いや連れて行くと思います。
ドラえもんを観たいって言ううちはまだまだ平和なのかも。σ(^◇^;)
by ラミーキッズ (2007-02-07 21:01) 

みーはー熊

☆あきさん
ず~っと見れなくて、欲求不満気味だったから 満足しましたよ。
ん~、お金がないのは どうにもならんものね。
じゃ~、レンタルを待つか~?
by みーはー熊 (2007-02-07 23:59) 

みーはー熊

☆マリンかもめさん
お~、マリかもさんも見てましたか・・・『ふしぎ発見』。
なかなか 興味深かったですよね。
by みーはー熊 (2007-02-08 00:01) 

みーはー熊

☆ラミーキッズさん
なるほど・・・。
私も 昔は「ドラえもん」「ポケモン」「コナン」と子供達のお供でしたよー。
ようやく卒業して 好きな映画が見られるようになったのに、今度は暇がない![わーん]
by みーはー熊 (2007-02-08 00:03) 

みーはー熊

☆ビッケママさん
ご訪問 & nice ! ありがとうございました~♪
by みーはー熊 (2007-02-22 09:46) 

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