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【蔵からのおしらせ】  今日はポカポカ陽気♪久しぶりにロッキーと ゆっくりお散歩しました。  ('16.03.17)   

蔵の中 -新刊本- №233 [本・マンガ]

《新刊本が入りましたよ》

※マンガの単行本と本(ハードカバー・新書・文庫)だけになりました。一部、古本あり。

-本-

【妖怪アパートの幽雅な日常② -香月日輪-】半年間の寮生活後、再び「寿荘」に舞い戻ってきた夕士。妖怪、人間入り乱れての賑やかな毎日が再び始まった。ある日それとは知らずに手に取った「魔道書」の封印を解いてしまい、妖魔達を呼び出してしまった夕士は、除霊師の卵・秋音に素質を見込まれ 魔道書を使いこなすため霊力upの過酷な修行をするはめに…。

再び夕士が寿荘に戻ってきた。るり子さんの美味しいゴハン・懐かしい住人達。けれども親友の長谷クンを寿荘に呼ぶ時のハラハラ感。でもさすが親友の長谷クン。ビックリしつつも すっかり溶け込んでる。しかもクリに懐かれるなんて!(笑)一方、知らずに「魔道書」のマスターになってしまった夕士。修行って、え~これだけでこんなに消耗しちゃうの~?!

妖怪アパートの幽雅な日常2 (講談社文庫)

妖怪アパートの幽雅な日常2 (講談社文庫)

  • 作者: 香月 日輪
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/03/13
  • メディア: 文庫

【妖怪アパートの幽雅な日常③ -香月日輪-】何の因果か「魔道書」のマスターに選ばれてしまった夕士。秋音の修行で ずいぶん消耗せずに妖魔達を呼び出せるようになったが、夕士の魔道書はプチ…大魔道書「ヒエロゾイコン」を真似たもので、出てくる妖魔達も使えない奴らばかり。現実離れした日々ながら、夕士の将来の夢は公務員かビジネスマン。そんな夕士が通う条東商業高校に幽霊話が降ってわいた。妖怪アパートの住人達の助けを借りて、夕士は取りつかれた男を救えるのか?

今回は夕士の学校の話。割と浮いた感じだった夕士、いつの間にか同じ英会話クラブの田代さんとクラスメイトになり、何かと田代さんや田代さんの友達たちにかまわれる。そんな夕士の学校で噂されだした幽霊話。それには嫌われ者の教師が絡んでいるのだが、今回初めて魔道書を使って取り憑かれた人間を救う夕士。解説マンガのクリちゃんがかわゆい♪(笑)

妖怪アパートの幽雅な日常3 (講談社文庫)

妖怪アパートの幽雅な日常3 (講談社文庫)

  • 作者: 香月 日輪
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/15
  • メディア: 文庫

【妖怪アパートの幽雅な日常④ -香月日輪-】夕士、高校2年の夏休み。魔道士修行がレベルアップされ、息も絶え絶えな毎日。バイト先の運送会社で、会社の先輩達とうまくコミュニケーションが取れない新入りバイトに活を入れたり、自殺未遂の小学生を説得したり、アパートでの修行中に超常現象にあったりと大忙し。そして いろいろなことがあった夏が終わる頃、夕士の世界はまた1つ広がってゆくのだった。

ん~龍さんって やっぱりスゴイ人なんだ~。「第三の目」だもんな~。そして夏休みになって長谷クンも泊まりに来る。何か前半の頃の長谷クンって裏の顔があったりしたのに、寿荘に来ると な~んも化ける必要がないから超リラックスしてる。普通の子なのに馴染みすぎ(爆)

妖怪アパートの幽雅な日常4 (講談社文庫)

妖怪アパートの幽雅な日常4 (講談社文庫)

  • 作者: 香月 日輪
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/06/15
  • メディア: 文庫

【孤宿の人 〈上〉 -宮部みゆき-】江戸から金毘羅代参で讃岐国を訪れた九歳の少女「ほう」は、共に旅をしてきた女中に丸海の港で置き去りにされ、たった一人見知らぬ土地に取り残される。住んでいた江戸でも 母親はなく、父親の店でも厄介者扱いされ、名前も「阿呆のほう」という酷いものだった。読み書き・算術はもちろん行儀も教えられてはおらず、身体のあちこちには傷跡があった。そんな「ほう」を幸い丸海藩の藩医・井上舷洲宅に奉公人として住みこむこととなった。。そして半年-この丸海の地に幕府の罪人・加賀殿が流されてくることに。海うさぎが飛ぶ夏の嵐の日、まるで加賀殿の所業をなぞるかのように不可解な毒死や怪異が井上家と丸海藩を襲う。

たった九歳で何も知らず何も持たない少女が見知らぬ土地で放り出される。それは どれほど恐ろしいことだろう。けれど「ほう」は人の縁に導かれ、自分を阿呆だと思っていたのに名をもらい、生きる目的をもらい、生きてゆく技術をもらい、言葉を得ることで世間に居場所を作ってゆく。

孤宿の人 (上) (新人物ノベルス)

孤宿の人 (上) (新人物ノベルス)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新人物往来社
  • 発売日: 2008/05/22
  • メディア: 新書
 

【孤宿の人 〈下〉 -宮部みゆき-】丸海藩の藩医・井上舷洲宅に奉公人として住み込み始めた「ほう」だったが、鬼・悪霊と恐れられる幕府の罪人・加賀殿が丸海藩にまもなくやって来るというある日、「ほう」をかいがいしく世話してくれていた井上舷洲の娘・琴江が死に、その真相を「ほう」が叫んだため井上家を出されてしまう。西番小屋の嘉助親分の家から女引手見習いの宇佐の家に身を寄せ、世話になる。しかし舷洲の斡旋により、加賀殿が幽閉されている丸海藩でいわくつきの涸滝屋敷に下女として住み込むこととなる。奉公を始めて二十日あまり過ぎたある夜、涸滝屋敷に曲者が侵入、床下を逃げ回り出た部屋で「ほう」は初めて加賀殿と対面する。手討ちにされても仕方のない状況の「ほう」を救ったのは何と鬼よ悪霊よと恐れられる加賀殿だった。そして「ほう」は、加賀殿の部屋へ手習いに通うようになる。やがて…。

鬼だ、悪霊だと恐れられていた人の真実はこれだったのか。そして運命に弄ばれるような「ほう」。けれども身分も立場も年齢も違う「加賀殿」と「ほう」の出会いは、本当に胸が切なくなるような魂の出会いで、おそらく「ほう」と出会わなかったら「加賀殿」は最後の日々をあんなにも心穏やかには過ごせなかったのではないかと思います。最後、「加賀殿」から「ほう」が頂いた漢字の名前見た時、涙が止まりませんでした。ぜひぜひ読んで欲しい1冊です。

孤宿の人 (下) (新人物ノベルス)

孤宿の人 (下) (新人物ノベルス)

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 新人物往来社
  • 発売日: 2008/05/22
  • メディア: 新書

今回は新刊本ではありませんでしたが、どちらもおススメの本です。良かったら手にとってみてくださいね。

【おまけ写真】

P1070595.JPG

ずいぶん前にコンビニで見つけた「くるねこ和三盆みるくこーひー」。見つけた時は嬉しかったなぁ(笑)

ではまた、ごひいきに~♪


タグ:本 マンガ
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コメント 6

kyo

あ、夕士くん!
怖いの嫌いな私でも、あのアパートには行ってみたいです。そして夕食をごちそうになりたい……!!!
和三盆ミルクコーヒー、以前一度飲みました。私の買ったのはポ子ちゃんでしたが、もんさんもかわいいですねえ☆
by kyo (2010-09-29 20:32) 

みーはー熊

☆artfuldodgerさん・ミナモさん
ご訪問 & nice ! ありがとうございました。
by みーはー熊 (2010-09-29 22:12) 

みーはー熊

☆kyoさん
夕士くん、まさか魔道書のマスターになるとはね~。しかもプチ…(笑)
ホント、寿荘でるり子さんのゴハン食べたいです~。あ、温泉も入りたいなぁ。でもトイレはちょっとコワいかも(爆)
そういえば、るり子さんのお料理本が出てるの知ってますか?
思わずAmazonに頼んでしまいました^^;

kyoさんも和三盆ミルクコーヒー飲まれたんですか?わ~、ポ子ちゃん♪もんさんのどっしり感がたまりません(笑)
by みーはー熊 (2010-09-29 22:18) 

たいへー

妖怪アパートは我々のテリトリーじゃが、
幽霊は違うかなのぅ・・・(目玉のおやじ
by たいへー (2010-09-30 00:00) 

みーはー熊

☆たいへーさん
妖怪アパートには幽霊さんもいるので大丈夫です(どこが?!)
by みーはー熊 (2010-10-01 20:36) 

みーはー熊

☆ぴーすけ君さん
ご訪問 &nice ! ありがとうございました。
by みーはー熊 (2010-10-01 20:37) 

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